こんにちは!
社内預金制度を活用し始めた2級FP技能士の翔べない渡り鳥です。
突然ですが、あなたは社内預金制度をご存じですか?
社内預金制度は、会社の福利厚生として導入されていることがあります。
どのような制度か分からない、利用した方がいいのか悩む、という方も多いのではないでしょうか?
今回は社内預金制度について、仕組みやメリットデメリットをまとめました。
お得にお金を貯めたい方は参考にしてみてください!
社内預金制度とは
◇社内預金=会社に貯金
まずはじめに、社内預金制度について説明します。
社内預金制度=会社に預金する制度 です。
つまり、会社が毎月の給与や賞与から一定額を天引きして、社員の貯蓄を行う制度です。
◇最低利率が決まっている
この制度は厚生労働省によって利息の下限利率が設定されております。
会社によって利率は異なりますが、労働基準法で定められている最低利率を下回ることはありません。(2022年度は0.5%)
◇利率上限や限度額がある場合がある
会社によっては、利率の上限と預金の限度額が決まっている場合があります。
私の会社は上限100万円まででした
メリット
社内預金のメリットは以下の点です。
◇銀行より利率が高い
最低利率が0.5%と設定されているため、普通預金の金利よりは高いです。
大手銀行では0.001%程度、比較的高金利のネットバンクでも0.2%程度が限界ではないでしょうか。
よって普通に銀行に預けておくよりも、社内預金の金利の方が高いでしょう。
◇貯蓄習慣が自動的に身につく
給与から引かれるため、自然に貯蓄習慣が身に付きます。
毎月入った給料を全部使ってしまうタイプの方は、先取り貯蓄をすることで貯蓄習慣が身に付きます。
◇出金しやすい
会社によって千差万別かもしれませんが、いつでも出金可能なのが社内預金です。
会社が休みの日や即日大金を引き出すことは難しいかもしれませんが、原則いつでも出金できます。
銀行へ行く時間がなくても会社内で引き出せたら便利ですよね!
デメリット
◇預金保険制度の対象外
銀行等の金融機関は、預金保険制度によって1,000万円とその利息までは保護されます。
しかし、会社にはこの制度がありません。ただし企業には預金の保全措置義務が課せられているので基本的には問題ありません。
しかしながら、万が一、会社がなんらかの保全措置を講じていない場合は、こういったリスクもあることは一応頭に入れておくと良いでしょう。
その際は、会社が倒産した場合に社内預金は全額返ってこない可能性があります。
◇制度自体がない場合がある
会社の福利厚生として導入されている社内預金制度は、そもそも導入されていない企業が多くあるのもデメリットでしょう。
利用してみたくても、自分の会社には制度が無い場合があります。
まとめ
社内預金制度は、会社に貯蓄する制度
- 最低利率が0.5%と定められており、銀行の預金金利より高い。
- 給与や賞与から天引きされるので自然に貯蓄習慣が身に付く。
- 基本的にいつでも出金出来て利便性も高い。
- 預金保険制度の対象外だが、基本は問題ない。
ということで、もし自分の会社に社内預金制度がある場合は、活用することをオススメします!!
もし、会社に制度が存在するのかわからないという方は、就業規則等を調べるか、会社の総務担当に尋ねてみましょう。
私も数年前に存在を知ったけど、よくわからず利用していなかった・・・。
もっと早く活用すれば良かったと後悔してる・・・。
以上、最後までご参照頂きありがとうございました。
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