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【FIRE×最低賃金】最低賃金引き上げは失業につながる。FIREにも不都合?

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はじめに

 こんにちは。バリスタFIREを目指す20代後半会社員の翔べない渡り鳥(@N_migratorybird)です。

先日、日本の最低賃金が引き上げられると発表されました。

最低賃金が引き上げられることは、労働者には良いことのように感じるかもしれませんが、経営陣(特に中小企業)からは猛反対されているようです。

さて今回は、そんな「最低賃金が引き上げ」についてお話したいと思います。

失業に繋がるとの懸念もされています。

また、バリスタFIREを目指す上でも不都合になるのかについて考えてみました。

 

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最低賃金が引き上げられます

中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は14日、2021年度の最低賃金を全国平均で28円を目安に引き上げ、時給930円とすると決めた。28円の引き上げ額は02年度に時給で示す現在の方式となってから過去最大で、上げ幅は3.1%だった。ただ、主要先進国ではなお低い水準にとどまる。デジタル化などで生産性向上を進める必要がある。

引用 日本経済新聞 最低賃金3%上げ、全国平均930円 28円増を審議会決定

  

毎年この時期に、最低賃金の水準が検討されていますが、過去最高の上げ幅になることが発表されました。

 

経営陣からは猛反発されている

 最低賃金の引き上げについて、経営陣からの批判的な意見が多いようです。

まあ、人件費が増えるので経営的に厳しくなるから賛同できないのは理解できます。

でも個人的には日本の賃金水準が低いという問題もあるので、仕方ないのではないかとも思っています。

しかしコロナで経営難な企業が多い今のタイミングでの最低賃金引き上げは、労働者を守るためかもしれないが、なかなかに強引な印象も否めないとも感じますね。

 

失業につながる!?

 なので当たり前ですが、人件費が上がるため、企業は人件費を削ろうとしてくる可能性があります。

そうして人員削減やパート時間削減され、結果として給与が下がったり失業する人も現れてくるでしょう。

これからも最低賃金がどんどん引き上げられていくと、その流れは加速していき、日本全体の求人が減っていくことも予想されます。

現に最低賃金が日本より高いオーストラリアなどの他国では既にその流れがあるようです。

 

FIREにも不都合!?

 また、FIREにも不都合な面があるように思います。

バリスタFIREを目指し、一部給与所得を得るのであれば、得をしそうな気もします。

しかし、最低賃金が上がるということは、いづれ物価も上がっていくことを示唆していると思います。

インフレ率を考慮して資産形成しているとはいえ、FIRE民にとっては賃金や物価の上昇はネガティブ要素が強いのではないかと感じています。

資産形成中に高い給与物価水準で、リタイア後に低い給与物価水準が理想ですが、そんな上手くはいかないでしょうね。

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まとめ

  •  毎年この時期に、最低賃金の水準が検討され、今年は過去最高の上げ幅の発表がされた。

  • 最低賃金の引き上げは、経営陣からの批判的な意見が多く、人員削減等に繋がる危険性がある。

  • これからも最低賃金がどんどん引き上げられていくと、その流れは加速していき、日本全体の求人が減っていくことも予想されます。
     
  • インフレ率を考慮して資産形成しているとはいえ、FIRE民にとっては賃金や物価の上昇はネガティブ要素が強い。

 

ということで、時給が上がる人には嬉しいニュースかもしれませんが、あまり目先の賃金にのみ一喜一憂していられないかもしれません。

賃金引き上げの結果、どうなるのかも考えることが大切だと思います。

FIREを目指す上では、しっかりと社会情勢も抑えておくのは大切ですよね。

日々勉強して、着実にバリスタFIREを目指したいと思います!!

 

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