はじめに
こんにちは。翔べない渡り鳥(@N_migratorybird)です。
FIREを目指している時、結構「サラリーマンは悪だ」みたいな主張が多い気がします。
フリーランスになろう!
自分でスモールビジネスをしよう!
みたいなのもよく目にします。
なので今回は敢えて「サラリーマンのメリット」についてまとめてみました。
仕事を辞める前にサラリーマンであることのメリットも知ったうえで、判断することが大切になります。
嫌な部分にだけ注目しないで、しっかりと良い部分も把握して後悔のない人生を歩みましょう!!
【目次】
サラリーマンのメリット5選
①固定給がほぼ永久保証で貰える
会社が存続する限り、サラリーマンは決められた固定給を確実にもらえます。
そして日本のサラリーマンは解雇されるリスクは極めて低いと思います。
なので安定したお金を確実に手に入れられるので、生活に困るリスクはほぼ無くなります。
また、仮に務めている会社が倒産しても、一般的に雇用保険に入っているため、減額はされるものの向こう6カ月の給与は保証されています。
これがサラリーマンの最高のメリットではないでしょうか。
②社会保険が折半
サラリーマンは厚生年金や社会保険料の支払いが義務付けられており、毎回給与から引かれます。
この金額が高くて不満に思うサラリーマンも多いことかと思います。
しかし、実際にこれらは半額のみ負担しているにすぎません。もう半分は会社が負担してくれています。
そう考えると手厚い社会保険に半額で加入できるのは、大きなメリットだと思います。
また、これらの手続きも会社がやってくれるため、自分でやる必要がないのもメリットと言えます。
③福利厚生がある
皆さんの会社にも、それぞれ福利厚生があると思います。
大体共通するところでは、
・健康診断
・有給休暇
などがあると思います。
他にもレジャーの補助や保養施設利用など会社によって受けられる福利厚生があると思います。
④仕事道具を支給してもられる。
これも一応メリットではないでしょうか。
会社で使用するPCなどの仕事道具や会社の建物そのものも含め、全て会社が用意します。
もちろん故障の際の修理費用や買い替えも会社が行います。
フリーランスの方が、身一つで働ける印象を持つ方もいるかもしれませんが、
サラリーマンこそ、自分の身一つでお金を稼げる職種ではないでしょうか。
⑤社会的信用がある
サラリーマンは社会的信用があります。
家や車を買う際にローンを組みやすかったり、クレジットカードの発行申請も通りやすかったりします。
また、普段の生活においても会社の肩書がある方が信用される場面も多々あります。
フリーランスで稼げていないと、ニートと同じ扱いをされるという覚悟も必要かもしれません。
⑥税制面で得をする場合もある
現在の社会保険制度は、「本業の収入から社会保険料を算定」することになっています。
こちらは、ぽんちよさんが書かれた書籍の中から学んだ知識なのですが、
「本業20万円+副業70万円」の収入を持つ仮面FIRE民は、「本業20万円に対する社会保険料計算」が適用されます。
このような方が本業を辞め、副業で独立した場合、収入は「本業70万円」になり、「70万円に対する社会保険料」を支払う必要があります。
このため、会社員時代に副業でやっていた分の手取り額より大きく減少します。
このような背景から、副業で大きく人にとっては、「会社に在籍することで社会保険料を安くするメリット」を享受できるというメリットがあります。
詳しくは、ぽんちよさんの書籍をご参照ください。
まとめ
普段は嫌な面ばかりが見えるサラリーマンの方も、結構優遇されていることに気づけたのではないでしょうか。
とは言え、「サラリーマンがメリット多いから辞めるのは勿体ない!」と言いたいわけではありません。
しっかりとサラリーマンのメリットを理解したうえで、辞めるかどうかの選択をすることが大切だと思います。
安定的な収入がなくなったり、社会的な信用が下がったり、今までより自分の副業収入の手取りが減ったりする場合もあります。
そういったことを理解したうえで、サラリーマンを辞めて完全にFIREするのかを判断するようにしましょう。
その時の自分が置かれている状況や、将来的な見込みによっても変わってくると思います。
私もバリスタFIREを目指す者として、常に考えていきたいと思っています。
後悔のない人生を過ごすために、頑張りましょう!!
というお話でした。