はじめに
こんにちは。翔べない渡り鳥です。
FIRE論②ということで、今回はお金についてです。
【お金編】4%ルールと25倍の法則【目標設定は必須】というお話。
リタイアを目指すならお金は必須であり、実際いくら必要なのか把握していなくてはいけません。
そこで便利な計算方法があります。
「4%ルール」と「25倍の法則」を知っていますか?
FIRE・セミリタイアに興味がある人ならお馴染みのものだと思います。
実際の必要資金について、このルールの当てはめ、私なりの試算をしてみました。
4%ルールと25倍の法則
インデックス株式からの配当金は平均3~7%くらいであり、概ね4%が配当として貰えるという指標です。
なので投資元本は、1年間に必要生活費の25倍あれば、配当所得のみで生活可能というわけです。
そんなに上手いこといくのかな?という疑問は拭いきれていませんが、過去のデータが物語っているようなので信じることにします。
そしてこの数値的指標が明確に出来ているので、自身に当てはめて計算することも容易に出来てしまいます。
私の場合は以下の試算になりました。
リタイア希望者で、まだやったことのない方は、試してみるのをオススメします。
私の試算
●完全リタイアver.
完全に収入が途絶えてリタイアをした場合はこうなりました。
・リタイアまでの年数は42年でした。やはりそう簡単にはいかなそうです。
※投資に回している分は良くも悪くも 現状維持(増えも減りもしない)と仮定しています。なので状況によってはもう少し早いかもしれません。
・年間生活費は14万円。リタイア時は家賃を下げて今より費用削減できる前提で算出。
・よって必要貯蓄(投資)額は4,200万円でした。
・年間貯蓄(投資)額は現実的に100万円程度だと思います。
※こちらも投資に回す予定なので、実際は複利等で増えていくと思われるが計算から除外しています。
・よってリタイアまでの年数は、、、42年。
・定年まで働いても足りない可能性が浮上しました、、、。
●多少収入があるver.
サイドFIRE、バリスタFIREと呼ばれているものになります。
完全なるリタイアではないけど、少しゆとりをもって働きながら生活できるスタイル。
ワークライフバランスを優先して生活できるのがメリットです。
この場合は以下のように試算できました。
・これだと18年で達成できる計算になりました。
・なんとか40代半ばで達成できそうです。
・月づき8万円程度の収入を目指して労働することで、必要貯蓄(投資)額がかなり減りました。
・同じく年間貯蓄(投資)額100万円でも、18年で達成できます。
・ただ、資産が増えていかない場合は、老後も働き続けないといけないリスクはあるのかと思います。
私の結論【現時点では】
やはり薄給のサラリーマンでは完全リタイアは夢のまた夢で終わってしまいそうです。
とりあえずは、サイドFIRE・バリスタFIREを目指して頑張りたいと思います。
そのためには自分で稼げるスキルが必要だと実感しています。
何かスキルを身に着けて、とりあえず副業にできれば入金力もあがり、リタイアまでの期間も短縮されるでしょう。
まとめ
リタイアを目指すなら、いつまでに、どのくらい、を明確にしましょう。
上で示したように試算程度であれば簡単に出来てしまいます。
目標が曖昧なままでは、結局達成できなかったり、モチベーションが保てなかったりしてしまいます。
現実を知って絶望するかもしれませんが、(私は絶望しかけました・・・。)
しっかりと現実を知ることで、今やるべきことが見えてくるのではないでしょうか。
また、将来に固執し、今現在の自由を犠牲にしすぎないようにしましょう。
繰り返しになりますが、
セミリタイア・アーリーリタイア希望者は、
しっかりと明確な金額・年数を把握して、
目標に向けて日々頑張っていくことが必要だと思います。