はじめに
こんにちは。翔べない渡り鳥です。
自己投資や勉強を始めて1年、投資を始めて7ヶ月、ブログを始めて1ヶ月。
毎日FIREにむけて試行錯誤しながら取り組んでおります。
私は今20代後半であり、FIREに向けて取り組み始めるには決して早くない年齢となってしまっています。
そんな中で取組んでいくためには、なるべく効率的にいかないといけないと思います。
なので、より無駄をなくしていくためには、サンクコストを考えていかないといけないなと思っています。
サンクコストとは、「回収が出来なくなった費用」であり意思決定に影響を与えるものです。
節約や投資をしているとついつい「もったいない精神」が出てきてしまいますが、そればかりにこだわると結果として損をしてしまうこともあります。
今回は、投資や人生において「思い切って損切りする勇気が必要な時もあるよ」ってお話です。
結論
「なんのためにやっているのか」を忘れずに、
過去にとらわれずに冷静に判断しましょう。
もったいない精神
もったいない精神とは認知バイアスの一種だと思います。
認知バイアスとは個人の経験や勘などで判断に歪みが生じることで、正しい意思決定ができないことを指します。
これは私たちの日常ではよくあることだと思います。
もったい精神の認知バイアス例
ギャンブル・有料ガチャ
パチンコや競馬、有料ガチャなどで、すでに1万円以上使用したがまだ当たらない。
「次こそは当たるはずだ」ともう1万2万追加で使用してしまう人もいると思います。
これは、ここまでやってきた時間とお金が「もったいない」からもう少しやれば当たると信じて突き進んでしまうため起こります。
このもったいない精神によって結果的に倍以上の損失になってしまうこともあるでしょう。
仕事・ビジネス
仕事やビジネスにおいても同じことがあります。
私の職場には「今まではこのやりかたでやってきたのでこれが絶対正しい」と信じて疑わないベテラン職員がいます。
しかし本当にそうでしょうか?
仕事のやり方は常に変わっていくものであり、ICT化が進む現代において、そうでなくてはいけないと思います。
それなのに過去のやりかたに依存するのは完全に無駄だと思います。
これもある意味、今までの経験やノウハウを生かしたい、失いたくないという「もったいない精神」があると思います。
(ただ新しいことをしたくないという人もいるでしょうが・・・)
投資・人生
投資や人生においても同じです。
これまで長年コツコツと積み立ててきた投資が、全然成長しなくなり下がり続けている。
そんな時にこれまで長年の努力を無駄に出来ないと思い投資を続けていくのか、その投資に見切りをつけて新たなものに投資していくのか。
その判断1つで損するかどうかが決まります。
冷静に判断できれば、仮に損をしてしまっても大損してしまうことは避けられるでしょう。
過去の投資時間にこだわらず、この先の時間などを費用対効果で判断するべきでしょう。
効率的に判断する技術
では、そのような判断を強いられる場面で、私たちは具体的にどのように判断していけばいいのか。私の判断基準は以下の通りです。
限度を決めておく
お金が絡むものはこれがベストだと思います。
先述の例でいけば、ギャンブルやガチャがこれで判断できます。
上限金額を●万円と決めておけば、もったいない精神に負けて大損するリスクは回避できます。
予定やスケジュール
仕事や勉強、プライベートなどは事前に予定やスケジュール・時間を設定します。
3か月以内に試験に合格するにはどうするのか。今の勉強法でいいのかを見直す。
定時で業務を処理し退勤するには、このままのやりかたでいいのかを考える。
このようにすることで常に無駄なことを省き、良い方向へ判断していけると思います。
試算する
お金や自分への投資などはこれもマストだと思います。
この先も同じものに投資し続ける場合に得られるものと、別なものに切り替えて投資していく場合に得られるものを試算してみるのが良いと思います。
時には多少損切りをしてでも、切り替えていく方がトータルで得をする場面は多くあると思います。
まとめ
以上、私たちの人生は時間もお金も有限なので、なるべく有意義に生きたいですよね。
そんなときは過去の実績や労力にとらわれずに、「もったいな精神」は切り捨てて、冷静にこの先だけを見て判断していく必要があると思います。
特にセミリタイアを目指している人には、株などの売買時に注意が必要になるかと思います。
私はまだ投資は始めたばかりで、初期のまま継続していますが、今後場合によっては変更していくこともあると思います。
自己投資に関しも随時やりかたや取り組むものを変更しながら行っています。
大事なことは「なんのためにやっているのか」を忘れないことだと思います。
今回は自戒もこめて書いているので、しっかり気をつけていきたいと思います。
今まで意識されていなかった方、一緒に気をつけましょう!