はじめに
こんにちは。バリスタFIREを目指している20代後半会社員の翔べない渡り鳥(@N_migratrybird)です。
将来のセミリタイア生活に向かって出来る限りで取り組んでいますが、
今という時間を犠牲にしては意味がないと考えているので、「日々楽しみながら」挑戦しています。
そんな中最近話題の「選択的週休3日制」について興味があったので私見を述べたいと思います。
選択的週休3日制
今年に入ってから選択式週休3日制が話題になっていますね。
「多くの企業が週休2日制度を設ける中、休みを1日増やし、週休3日とする制度」です。
「選択的」とは、希望する人が週休3日で働けるということで、従来週5日でこなしていた仕事を週4日ですることで、より多様な働き方が可能になるとされています。
今年の骨太方針に盛り込まれる見込みで、政府は今後企業に導入を促していくことが予想されます。
労働日数・時間が短縮される分だけ賃金もカットされることになるので、導入されても利用する人が少ないのではないかと予測されているようです。
現実的に可能なのか?
これは完全に私見になるのですが、現実的には「不可能に近い」と思っています。
大手の大企業などでは可能かもしれませんが、中小企業や元々人手不足の企業などでは当面厳しいのではないかと思います。
私の企業も現時点で週休2日制すら出来ていませんし、年休取得なんてもってのほかな状態です。
こういった企業って結構多いのではないかと思います。
なので日本社会全体で実現するにはかなりハードルが高く、大企業の一部のみに限られるのではないかと思います。
FIREとの相性
子育てや介護が必要な人にとって素晴らしい制度なのはもちろんですが、FIRE希望者にとっても良い制度になるのではないかと期待しています。
本業の時間を削減し、自己投資や副業にあてることも可能となります。
今回のこの制度の最大のデメリットは貰える賃金が減少することです。
給料が減ると困るという人も多いとは思いますが、FIRE希望者であれば
本業+副業で資産形成 → セミリタイアorリタイア
という流れが一般的だと思います。そうであれば、本業以外に副業で稼ぐための時間を入手できるこの制度は画期的だと思います。
そうして自分で稼げるスキルを身につけられれば、セミリタイア後の生活も安定したものになるのではないでしょうか。
今後の働き方はどうなっていく?私の勝手な個人的予想。
AIの発展
AI技術がますます発展し、企業に浸透していくことが予測されています。
そうなることで、マンパワーが必要な業務は一定減っていくことでしょう。
そうなった時に各人の労働時間が短縮される「週休3日制&賃金減少」が標準化していくことは想定しておく必要があると思っています。
個の力が試される
また、週休3日制や副業解禁の導入で1人が複数の組織に属する事が一般的になる時代も考えられると思います。
自分で稼ぐことのできる力や、1つの企業に縛られないで活躍できる能力が必要になってくると思います。
FIRE希望者は増える?
現在日本でもFIREムーブメント?が起きており、FIRE希望者が増えて来ていますが、
この先もずっと増え続けることは考えづらいと思っています。
働き方が変わり多様な生き方が可能になるので、FIRE希望者にも有難い社会になるかもしれませんが、FIREというものがノーマルな社会になるかは怪しいと思っています。
そうなれば良いなとは思いますが、、、
さいごに
今回は「選択式週休3日制」について思うことを書いてみました。
ただ、現実的に日本社会に浸透するのはまだまだ先になるのではないかと思います。
それでも実現すれば働き方が多様化し、いろいろな人にとってメリットがあるとおもいます。
FIRE希望者にとっても、とてもいい制度だと私は思っています。
バリスタFIRE希望者であればそもそも週3日休みがあれば満足という人もいるかもしれません。
それであれば正職員で仕事をしながら、一部資産を切り崩して、というバリスタFIREを実現することも出来ます。
いずれにしても、あらゆる働き方が許容される未来の実現が早く出来たらいいなあと思います。
(私には何もできませんが、、、)
以上。