はじめに
こんにちは。バリスタFIREを目指している20代後半会社員の翔べない渡り鳥(@N_migratorybird)です。
今回はFIREとiDeCoについて書きました。
私は資産形成を始めた当初、iDeCoをやるべきかどうかをとても悩みました。
お得に資産形成したいけどiDeCoってどうなんだろう?って人や、
投資を始めたばかりのビギナーの方、
これからFIREを目指したい方等々の参考になればと思い、私見を述べます。
iDeCoとは
仕組
iDeCoとは簡潔にいうと、「自分が拠出した掛け金を自分で運用し、資産を形成する年金制度」。
掛け金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取れます。
メリット
・非課税で運用できる
・掛け金が全額所得控除
・受け取り時は一定額が非課税
デメリット
・元本割れの可能性がある
・原則60歳まで引き出し不可
メリット・デメリットは大体上記のようなところだと思います。
「非課税」「所得控除」という、いかにもお得そうな言葉がたくさんですが、果たしてFIREには効果的なのでしょうか?
私の考えは次の通りです。
FIREとiDeCo
一般的にはFIREとiDeCoは相性が悪いと言われています。
そして私も色々調べてみて、その意見には賛成です。
なぜか?
その理由はやはり、60歳まで引き出し不可というところがデカいと思います。
FIREを目指すのであれば、60歳より前にリタイアまたはセミリタイアを達成される予定だと思います。
それであればiDeCo以外で、4%ルールを適用するのに十分な資産を形成することが必要になります。
なので、iDeCoに投資する場合は、それ以外の資産形成が遅くなることになってしまいます。
また、理論上は4%ルールは高確率で資産は減らず、むしろ増えていくということなので、それであれば老後のための資産確保にiDeCoを活用するのはメリットが少ないと思われます。
それならば、iDeCoに投資せずに、4%ルール用の投資に全額投入する方が効率的に資産形成できるのではないでしょうか。
なのでFIREを目指すうえでiDeCoは利用しなくても良いと思います。
まとめ
4%ルールは理論上資産が増えていく仕組みとなっています。
なので老後に過剰な年金を準備しておく必要性は低いかもしれません。
また、リタイア生活に向けての資産形成を早めるためにも、iDeCoの活用はオススメできません。
非課税や所得控除というメリットがあるので、考え方は人それぞれだと思います。
あくまでも私の判断は、FIREにはiDeCoが不要ではないか。ということです。
以上。ありがとうございました。